『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』キャラクター相関図
草薙素子 Kusanagi Motoko
約2年、公安9課を離れ、単身、組織的方法論では対処できない事件に密かに介在してきた。
バトー Batou
"個人的推論に則った捜査方針"を貫き、9課では孤立しがち。訓練教官に専念するか迫られている。
荒巻大輔 Aramaki Daisuke
公安9課の課長。実質的な作戦指揮をトグサに任せ、自身の政治工作はさらなる切れを見せる。寄る年波には勝てず、最近では杖を愛用する。
トグサ Togusa
組織を大きくするまでは唯一の妻帯者。公安9課の隊長に就任。仕事のことも家族に打ち明け、隊長としての資質を開花すべく仕事に邁進している。
アズマ Azuma
荒巻の盟友・久保田の紹介で陸自情報部より公安9課に配属された新人の1人。新人の中では2年目の最古参。嗅覚に優れる。
プロト Proto
バイオロイドのプロトタイプ。公安9課では鑑識業務を担当し、情報戦にも参加している。最近は課長に寄り添い、秘書的職務もこなす。
イシカワ Ishikawa
草薙素子やバトーとは旧知の仲で、大戦の経験も豊富。電脳戦のエキスパート。情報の収集・解析・改ざんだけでなく、実戦に参加することもしばしば。
サイトー Saito
「タカの目」使いのスナイパー。アフリカの内戦に参加。トグサについで義体化率の低かったサイトーは過酷な戦場に適応すべく心肺機能も義体を増設していった。
ボーマ Borma
イシカワと共に電脳戦と情報収集・解析を担当。爆弾の専門家でもある。
パズ Paz
潜入捜査を得意とする情報通。数々の女性遍歴を持つ、ナイフの使い手。愛煙家。
ウチコマ
タチコマのAIが失われたあと、公安9課に導入された思考戦車。バトーはAIの成長に気を揉んでいる。
タチコマエージェント
ネットを漂流していたゴーストを組み直し、現在は少佐の下で、エージェント機能をベースとして活躍。
カ・ルマ将軍
シアク共和国の独裁者。以前から大病を患っていた。シアク崩壊後は日本に亡命、幽閉されている。
カ・ゲル大佐
シアク共和国カ・ルマ将軍の嫡子。陸軍大佐。体は、ほとんど生身だが、薬物によって肉体を覚醒させる。
マ・シャバ
特殊工作員の1人。サイボーグ総合病院の院長。MMウイルスと子供を院内に隠匿していた。
ラジ・プート
シアク共和国、カ・ルマ将軍の親衛隊長。シアク共和国崩壊後亡命。特A級スナイパー。
傀儡廻 くぐつまわし
刺青男たちの電脳をハック、次々自殺に追い込む特A級ハッカー。犯行手口から、傀儡廻と呼ばれる。
茅葺よう子
難民帰化政策により、内閣は6ヶ国協議で負の遺産(カ・ルマ将軍)を抱え込むことになった。
中村部長
外務省条約審議部部長。カ・ルマ将軍暗殺のため、素子とエージェント契約を交わした。
宗井仁
純潔の日本人による支配階級を形成することを公約に掲げていた反動保守のナショナリスト。
コシキ・タテアキ
一族皆官僚という家系に生まれ、総務省に入省。登庁拒否になるが、宗井仁のプロジェクトに参画。
脚注
公安9課
内閣総理大臣直属の対テロ特殊部隊。諜報活動や要人の警護、汚職の摘発、電脳犯罪やテロの抑止などを任務とする。「エスパーよりも貴重」な草薙素子が9課を離れたことで、従来の少数精鋭による運用が困難に陥り、荒巻課長は組織の改革を迫られた。結果、トグサが隊長に就任し、現在では20名を超える隊員を抱える。
シアク共和国
アジア圏に存在する軍事独裁国家。現在は国自体が崩壊し、その難民が日本に流れ込んだ。カ・ルマ将軍以下「梵」の刺青の特殊工作員はMM(マイクロマシン)によるテロを画策していた。
刺青男連続自殺事件
将軍への忠誠を示す「梵」の刺青を入れた13人のシアク共和国特殊工作員が電脳をハックされ、次々と自殺に追い込まれた事件。
Solid State System
全自動老人介護システムに仕組まれた誘拐のインフラ。